COLUMN
コラム
2024.09.11子育て・保育のこと
知っておきたい!靴の選びかた
子どもの成長は早いものです。買ったばかりのつもりがすぐに窮屈に、なんてことも。お子さんには、半年ごとにきちんとサイズを測り、足にしっかりフィットする靴を選びましょう。
ここでは森のタータングループの保育園クラス別に靴選びのポイントをご紹介します!
【0・1・2歳】ホーリー・ヒッコリー・パームさんの靴選び
Point① つま先が広く反りあがっていて、指先に約7~8㎜のゆとりがある
Point② 甲の高さがマジックテープ等できちんと調整でき、足の動きに合わせてソフトに曲がる
他に、どんなところに気を付けて選んだらいいですか??
かかとがブカブカしていないか、つまさきがキツそうにしていないかを見てみるといいですね。立った姿勢で履いて見てみると、よりわかりやすいですよ。
サイズの合わない靴やデザイン優先の靴、また、履き癖のついたお下がりの靴は、転倒やけがの原因になるだけではなく、まだ小さい赤ちゃんの足や骨、体全体の成長を妨げてしまうこともあります。自分ではきちんと言葉で状態を伝えられない時期なので、注意が必要です。
【3・4・5歳】メイプル・エルム・ライラックさんの靴選び
Point① 指先に5~10㎜のゆとりがあり、全体的に広く厚みがある
Point② 足の動きに合わせてソフトに曲がり、運動してもずれないヒモやマジックテープがついている
Point③ 靴底に弾力があり、柔らかく通気性の良い素材でできている
さっそく靴を選んで来ようと思います!
まずは試着して履き心地を確かめることが大事ですね。おとなが かかとを押えた状態で子どもがかかとを上げ、脱げてしまわないかを確認するのもおススメです。
3・4・5歳は運動量が飛躍的に増える時期。正しい歩き方を身につけながら7歳くらいまでの間に走る、跳ぶなど、基本的な動作ができるようになります。足の骨も急速に成長し、土踏まずのアーチも3歳ごろから作られ始めるといわれています。
保育園で靴のサイズが合っていなくて困ったエピソード紹介
大きすぎるとこんなことが・・😢
★横断歩道を渡っている途中で靴が脱げてしまう
★公園の遊具の階段を上っているときに靴の先を次の段に乗せきれずつまづいてしまう
★かけっこや鬼ごっこをしている時に脱げ、転びそうになってしまう
小さめだとこんなことも・・😢
★自分で履こうとしても、キツくて履くことができない
★足のかかとやつま先が圧迫で変形したり痛みが出て、歩行の意欲が削がれてしまう
靴のサイズが合っていないだけでいろんなキケンがあるんですね・・
そうなんです。
園外保育では大きなケガや事故がないよう、特に気を付けています!
まとめ
足に合わない靴は、足の発達だけではなく、姿勢や運動能力にも影響します。こまめにサイズをチェックし、正しい靴選びをしてあげましょう。靴専門店にはシューフィッターをがいるところも増えているので相談してみるのもいいかもしれません☺
足のサイズは3歳半までは半年で10mm、それ以降でも5mmずつ大きくなります。身体測定で身長の伸びが著しい時は、靴のサイズチェックもしてみてくださいね。
WRITTEN BY
森子先生 保育士
北海道札幌市西区宮の沢にある森のタータン保育園。保育士みんなで力を合わせて「森子先生」として皆さまに子育てお役立ち情報を発信していきます!