COLUMN
コラム
2024.03.29食事・ご飯
【保育士直伝】フォークを上手に使うための3ステップ
子どもたちはみんな、自分で食べたい!という意欲があふれています。その食べたい!という意欲をサポートするために、今回はフォーク(スプーン)の持ち方についてご紹介します。
札幌市西区で4園を展開する「森のタータングループ」での給食でも、無理のない程度に持ち方を指導しています。
次でご紹介する3ステップを、おうちでも少しずつ実践してみてくださいね。
【Step1】まずは上手持ちからスタート!
フォークを上手に使うためには、まずは手のひらを下向きにして握る「上手持ち」から始めましょう。指先の細かい動きがまだできない子どもたちは、上手持ちでスプーンやフォークの練習をすることで、段々と慣れていきます。
上手持ちを気にしなくてもいいんですね!
はい!まずは食べたい!という気持ちを大切に「慣れる」ことを目標にしていきましょう。
【Step2】少しずつ下手持ちへ・・
上手持ちで手首をひねって食べられるようになったら、少しずつ「下手持ち」を促していきます。子どもに手を広げてもらい、フォーク(スプーン)をのせてあげ、グーで握ります。
最初は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。しかし、気長にゆっくりと練習することで、子どもたちも段々と上達していきます。
下手持ちを促しても、すぐ上手持ちにもどってしまうんですよね。
無理強いはせず、ご機嫌の良いときに下手持ちを促していきましょう。できたらしっかり褒め、上手持ちの時間が少しずつ長くなるようにサポートしていきましょう。
【Step3】鉛筆持ちにチャレンジ!
最後のステップでは、人差し指と親指のみを使って手を開き、「バーン」の指にして鉛筆を持つ練習に移行します。この段階をクリアすると、箸の練習にスムーズに入ることができます。子どもたちの成長に合わせて、段階的に食べ方のスキルを伸ばしていきましょう。
子どもにはどのように声がけすると良いですか??
「ママもこうやって持って食べるよ~」と、大人の持ち方を意識させてみるのも良いですね。
まとめ
フォークの上手な使い方は、食事のマナーや手の器用さを身につける上で重要です。子どもたちが楽しみながら、自立心や集中力を養っていくために、是非とも上手な持ち方を身につけられるようにサポートすることをおすすめします。
WRITTEN BY
森子先生 保育士
北海道札幌市西区宮の沢にある森のタータン保育園。保育士みんなで力を合わせて「森子先生」として皆さまに子育てお役立ち情報を発信していきます!